スマイル ゲンちゃん |
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写真の右側に立っているのがスマイルゲンちゃん(左はげろぐるくん)。
養老町のキャラクター。
孝子伝説を元に設定されていて、烏帽子に着物っぽい服を着て、しっかりとひょうたんを持っている。
私はずっと、「源ちゃん」だと思っていたけど、どうやら名前はカタカナらしい。
「滝の水がお酒になったお話『養老の滝』の話は、岐阜県民ならみんな知っている」と思っていましたが、知らない人もいるようなので、下にちょっと紹介しておきます。 |
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『養老の滝』の話
昔々あるところに、孝行息子と親父さんが住んでいました。父親は体が悪く、働けないでいたので、息子が父親に代わって、山に入り木こりの仕事をしていました。
そんなある日、山の奥の方へ入ってしまった、この息子が滝から流れている水を飲もうとしたところ、何やらよい香りがします。あまりにおいしい水だったので、病気の父親にも飲ませてやりたいと思い、息子は手に持っていたひょうたんにこの水を汲んで持ち帰りました。
その水を父親に飲ませてみたところ、「ひゃぁぁぁ、これは酒じゃぁ!」 ――何と、滝の水がお酒に変わっていたのです。
こうして、この酒を飲んだ父親は病気が回復したということです。 |
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まぁ、大体、こんな感じ(↑)のお話。
この話を聞いた元正天皇が、この地に行幸されまして、「醴泉は、美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下に大赦して、霊亀三年を改め養老元年と成すべし」との詔を出し「養老」に改元したそうです。
要するに、「何と素晴らしいことでしょう! 老人は大切にしなくてはいけませんね」と言って、元号を「養老」に改めた、ということです。
そういうわけで(?)、養老町では、養老改元から1300年となる2017年に、養老改元1300年記念イベントを開催するそうです。 |
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【写真】 ぎふ清流国体100日前「一斉キャラバン出発式」会場にて(2012年6月21日撮影) |
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